好奇心の力
夫の友人宅にて夕食会。ここに行けば、必ずステーキが食べられる(笑)。もちろん、手土産にはビールやワインや、つまみを持参して参加。
この友人は、元オイル・ハンター。
資源大国のカナダは、世界2番目の原油埋蔵量を誇る国で、特にサンド・オイルは有名です。彼の専門は三葉虫で、地質や化石を見分け、次なる可能性を掘り当てるという、なんともロマンのあるお仕事。でも実際は、当たれば巨額のお金が絡むギャンブルの世界で、ストレスも相当なものだったらしく、収入よりも、自分の好奇心の為に働きたいと、退職し、三葉虫の研究を行うために大学に戻り、現在は教授。
で、「当たればどの位なの?」と聞いたら、会社側はビリオンの儲け、ハンターには○○億円の年収になるんだってっ!
え”~、勿体無い。。。 by 素人の意見
石油会社に残っている友人達にも、巨額の富を築いた人もいると言ってた。それでも、彼は自分の好奇心を選んだ。全く物欲がない人で、車も30年以上前のトヨタを乗っています。笑いのネタになるほど、オンボロ車。
ただ、この方は、「シモネッタのデカメロン」に出てきそうな、イタリア風の英国出身者で、女性に目がない。現在は、運命の人に出会い、恋をしていて、同棲中の25歳年下の彼女にメロメロ。学部は違うけど、院生と教授の恋です。
お宅には、いたるところに三葉虫の絵が飾られています。。。
by ringo-ringo2 | 2009-11-08 14:36 | CANADA