人気ブログランキング | 話題のタグを見る

象の背中

旅に出るときに持参する本を物色しに、古本屋へ。

AKBで大人気の秋元康だ。どんな小説を書くのか気になり購入した「象の背中」。

はっきりいって、内容は、男性陣の夢ではないか。妄想が一番当てはまっているのではないか。

「もうさ、読んだ分、俺の時間が無駄になったぜ」(← ありがちな主人公風)

ウィキによると、映画のキャッチコピーは、「象は、自らの死期を察知した時、群れから離れ、死に場所を探す旅に出るという」。

うそ、うそ。

ただのダラシナイ平凡サラリーマン。美化しないでヨ。
これが地位のある男性なら「妻」も許すだろうが、平の凡々サラリイーマンってとこが腹が立つ(苦笑)。

しかも、本妻が愛人を認め、愛人が本妻を認めるなんて、現実的にはありえんだろう。

さらに、愛人が願うこと、、、分骨。死んだ後に骨と化した主人公を半分欲しい。そして、「骨を食べて、自分の骨が2人分だと実感したい、、、」。

グハハ。

たぶん普通の女子ならば、

「え?骨を食べる!?」「龍角散みたいに飲むの?」「翌朝出るけど、、、」が関の山ではないか。 

しかし、偏見でいえば、男性の妄想を確実に察知している秋元氏が、AKBファンの心を鷲掴みすることには納得。

ところで、この本にある、秋元康x児玉清さんの対談。
最近亡くなれてた児玉清さんが死について語っております。本の主人公と同じ、癌でなくなれたと思うと、う~っと唸ってします。

by ringo-ringo2 | 2011-07-22 13:38 | books